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医療保険は解約だな

社会人になってすぐ、会社のOBのおっちゃんに半ば強制的に医療保険に入らされました。

月額2000円程度で所定の病気で入院したら入院日数に応じて保険金がおりるという商品。

何も入ってないのも社会人としてはよろしくないというプレッシャーを受けたことを覚えています。新卒の人間が職場の応接間でOB の依頼を退けるほどの勇気はなく、ある種の諦めの気持ちで印鑑を押しました。

あれから10年ほどたった先日、とある治療のため入院することになりました。ついに保険の請求をする機会がやってきたのです!

しかし結果は

支払対象となる治療に該当しないとのことでした、、、それでも健康保険の対象なので見舞金がでるとの回答となり、4万円くらい口座に振り込んでもらいました。ラッキー!!なのか、、?

最終的に入院費用と治療費用が合わせて10万円ほどかかりました。しかしですね、健康保険の高額療養制度というものが適用となりまして数ヵ月に5万円ほど返ってきたんですよ。つまり実質の治療費は5万円程度だったんです。

高額療養費制度とは

一ヶ月の医療費が上限を超えた分が支給される制度。上限は所得に応じて異なります。ちなみに医療費が高額になることがあらかじめわかっていれば申請をすることで窓口で払う金額は上限までにすることも可能のようです。

あれ、医療保険って別にいらないのでは?

保険って万が一のときのための保障っていう意味合いが強いと思うんですけど、医療保険に関していえば公的な保障だけで十分ですから入るべきではないんですよね。この先の人生であと何回医療保険が必要な病気になるのか、可能性はわずかでしょう。
今回の入院は4万円ほどの見舞金はありましたが、1年以上通院し手術までした歯根の治療は保険の対象外でした。せっかく保険をかけ続けていたのにいざという時に対象外というのはなかなか切ないものがございました。


現在の保険は年2万円程度の掛け金ですけど、すでに10年かけ続けているわけですから合計20万円は支払っているわけです。あと40年かけ続けたらプラス80万円…言い方が悪いかもしれないけど、これはマイナスサムゲームではないのか!

本当に自分にとって必要なものを改めてよく考えてみれば他にももっと無駄があるのかもしれませんね。