隣の芝生は青くみえるっていう言葉があります
《The grass is always greener on the other side of the fence. の訳語》何でも他人のものはよく見えるものである。隣の花は赤い。隣の糂粏味噌 (じんだみそ) 。引用:goo辞書
(…糂汰味噌ってなんだ?)
もうほんと、自分はこの言葉通りに他人がみんな羨ましく見えてしまうんです。
・出世した
・自分より給料多い
・引っ越しして都内一等地に住んでいる
・海外旅行へ行ってくる
誰かからこんな話をきくと自分の環境を憂いてしまうのです。昔っからなんとなく満たされない 感情をずっと抱いてるような気がします。
でもつい最近 会社の人間からこんなことを言われましたんですよね
同僚「たまごさん って充実してそうで羨ましいです オフの日は ランニングなんかしてますし 仕事もメリハリが ついてますし 」
この言葉を聞いたときにハッとしたんです。
彼にはなくて自分にあるものもあるんだなって。
考えてみれば当然のことなんですけどね。彼は営業の人間なんだけど、
・お客さんは個人だから休日なんてあってないようなもの
・帰る時間だって毎日夜遅く
・いくら頑張っても受注をもらえなければ評価はされずに給料ももらえない
そんな環境の中で私を見れば仕事で忙殺されていない状況はそれだけでとても羨ましく見えるんだろうなって。
確かに給料は高くはないかもしれないけど自分は 傍から見れば仕事も定時で上がれているし、休みたいときに休める環境、営業ノルマもありません。
人間というのはどうしても比較をするものであって 全てがパーフェクトに 揃っている人は いないんでしょうね。自分の周りの人間だけではなくTVやネットで話題の人間を見ては表面的な部分だけで羨ましがって、反面自分ときたら…なんて勝手に自己嫌悪に陥る。
お金があっても時間はない 時間があってもお金がない やりたいことはあるけども時間がない 時間はあるけれどもやりたいことはない。 自分に持ってないものを見せつけられてしまうとどうしてもその人の芝生は青々と見える。
自分は営業の人間に嫉妬をしています。だって給料めちゃもらってますから。
でも自分が事務所でデスクワークをしている中、寒空の下で点検したりとんでもクレームを受けたり上司からのプレッシャーを受けたりしているんです。
たぶん自分には営業の仕事をすることは不可能です。
もう少し自分は足るを知るという言葉を知った方がいいのかもしれません。っていうか複雑に考えすぎているんです。だから円形脱毛症になるんです!
うまいものを食べて妻と2匹の猫とで楽しく生活できている今は間違いなく幸せなのです、以上!